安心・安全の取り組み

Safety & Security

安全性優良事業所

安全性優良事業所(通称:Gマーク)とは、公益社団法人全日本トラック協会による運送事業者の安全に関する取組みを評価する仕組みです。安全性の高い事業者を選びやすくするほか、事業者自身にも安全性維持にも効果的な仕組みで、運送業を営む事業所の約30%がこの認証を取得しています。当社は本社を始めとする複数の拠点でGマークの認証を取得しており、安全に関する取組みに一定の評価を得ており、輸送の品質向上を続けていきます。

Gマーク

Gマーク(安全性優良事業所認定)

全国貨物自動車運送適正化事業実施機関である公益社団法人全日本トラック協会は、トラック運送事業者の交通安全対策などへの事業所単位での取り組みを評価し、一定の基準をクリアした事業所を認定する貨物自動車運送事業安全性評価事業を実施しています。

公益社団法人 全日本トラック協会HP (http://www.jta.or.jp/) 一般社団法人 大阪府トラック協会HP (http://www.truck.or.jp/)

デジタルタコグラフ

デジタルタコグラフイメージ

当社は2018年に最新の通信型デジタルタコグラフを導入しました。このシステムは従来の単純なタコグラフの機能だけではなく、ETC連動や通信による運転日報の自動収集等によりドライバーの負荷軽減ができるほか、詳細な運行データに基づいた安全運転に関する評価機能も有しています。また、ドライブレコーダー機能も統合されており、万一の事故発生時には本人が連絡できなくても自動的に緊急通知が送信され、事故前後の動画も同時に管理用パソコンに送られるため事故対応が迅速に行えます。

健康管理について

睡眠時無呼吸イメージ

当社では、ドライバーの健康管理にも積極的に取り組んでおり、現在は特に睡眠時無呼吸症候群(SAS)の早期発見を重点的に実行しています。SASとは、睡眠中に呼吸が停止(無呼吸)または何度も止まりかける(低呼吸)病気です。この病気は、十分な睡眠が確保できず、日中に強い眠気を覚えるなど注意力低下に直結し、居眠り運転などの原因となる非常に危険な病気です。しかしながら、本人が病気を自覚しにくく、発見の遅れが事故につながるケースがある為、当社では定期的に簡易検査機器による検査を実施して早期発見に努め、SASと診断されたドライバーには早期に治療を受けるように指導しています。

安全教育

安全教育イメージ

当社では定期的に行われる運輸部会議において、交通ルール、納入先環境条件、自社構内ルール等を課題に安全教育をしています。一般的な教育ビデオ以外に、外部講師を招いての教育も行っています。他にも安全に関するテーマをドライバーが自主的に取り上げて議題とする検討会もあります。今後は、導入したデジタルタコグラフの情報を基にした安全教育も進めていく予定で、センサー数値に基づく客観的な運転分析と潜在的な運転傾向を把握する事で、ドライバーの安全意識向上に繋げていきます。